こんにちは。小学生の子どもが4人おります、ONOD家へいへいまーです。
訪問いただきありがとうございます。
実は夏休みに入ってすぐ、双子の片方、次男が手術しました。
病名は「アデノイド増殖症」と「扁桃腺肥大症」。
聞いたことありますか?
扁桃腺はわかりますけど、アデノイドってあまり聞きなれないですよね?
私も先生から聞いたとき全く知らず、
そんな病気があるんですね?といった感じでした。

次男の様子を見ながら、どうしてなのかモヤモヤしていたので
鼻づまりの原因がアデノイドだったと、
診断がついたときは気持ちがスッキリしました!
うちの子どもと同じような症状でお悩みの方へ、
アデノイドと扁桃腺の手術について、次男の手術を決めるまでの症状、
手術後の様子を参考までにお話してみます。
アデノイドと扁桃腺の手術
今回、両方除去にも悩みましたが、手術して良かったと思います!
次男の症状
4人兄弟の中で次男はよく熱を出す子でした。
40℃を超える高熱を出すこともよくありました。
扁桃腺が大きい子の特徴ですよね。
実は扁桃腺が大きいのは父親ゆずりなんです。
夫も小さいころからよく熱を出していたらしく、
大人になって扁桃腺除去の手術をしています。
次男は赤ちゃんの頃からだったのか、気づいた時には
日常的に鼻がつまっているようだったので、
耳鼻科で診てもらうこともありました。
慢性副鼻腔炎でしょうということで、アレルギーの飲み薬や点鼻薬で治療もしていました。

鼻が苦しいからいつも口をポカンと開けていました。
口を開けてれば菌は入りやすいですよね。
感染症も人一倍症状がひどかったり、普段から飲み込むのが辛そうなときもあったり、
心配なことが多かったのです。
そして、一番気になってたのは「いびき」です。
次男の場合はたまにでしたが、いびきをかくときがありまして
「…ッン、ッン、ッグァー!!」
ッンのところは息してないんです。
いわゆる無呼吸です。
寝る子は育つといいますが、次男はいつも寝苦しそうなので、
快眠できてないから体が小さいの?と、心配になってました。
なぜなら双子の次男と三男の身長差は7cm!もあるのです。
標準より小さくても成長はそれぞれ、とわかってはいるのですが、
同じように生活してる双子ですし、比べる対象がいるのでちょっと気になりましたね。
薬は飲んでいるに、あまり鼻づまりと口呼吸が良くならないといった状況でした。
手術決断
ある日の耳鼻科診察で、先生から初めて
レントゲン撮ってみましょうかと提案されました。
実は通っていた総合病院の耳鼻科は、先生が常勤ではありませんでした。
日替わりで大学から派遣されているようで、行くたびに違う先生でした。
2年以上、アレルギー性鼻炎とか慢性副鼻腔炎とかの治療をしてて、
ここで初めてレントゲンだったのです!
なんとなくモヤモヤした気持ちではありましたが、
撮ってみてわかったことがありました。
アデノイド、すごく大きいね。
扁桃腺は口を大きく開けさせれば見えるので、
ゴロゴロと大きいのがあるのはわかってましたが、
アデノイド?!
次男の鼻の通り道は、このアデノイドが大きかったために
通常の4分の1程度のすき間しかなかったのです!
口呼吸は菌をもらいやすいし、歯並びも悪くなるし、
良いことがないと聞いてました。
そうなって欲しくない母としては、お口ポカンの次男に
「お口閉じなさい!」とよく注意していました。
ですが彼にとってみれば、
口を閉じることはとても辛いことだった!のです。

そしてアデノイドは耳にも悪さしてました!
耳の中に水が溜まりやすくなってるとのことなのです。
そういえば次男は、いつも耳の穴に指を入れて気にしていたんです。
痒いのかなとあまり気にとめてなかったのですが、
水が溜まって変な感じがしてたからだったのを知りました。
その後、睡眠時無呼吸症候群の検査もし、
次男の場合はそれほど重症でなかったのは救いでしたが、
やはり何度か無呼吸の状態がありました。
そして先生の見解は、
今すぐ手術をしなければいけない状態ではない、
手術を視野に入れながら様子を見ていても良いかもしれない、
そしてアデノイドも扁桃腺もなくてもよい組織ではある、
というものでした。
手術をするかしないかは考え方次第で、
あとは親の判断で、とゆだねられたって感じでした。
決定するのは本当に難しかったです。
いつも鼻づまりではあるけれど、ずっと口呼吸をしているけれど、
普段の次男は至って元気なのです!

元気なところに痛い思いをさせるのもどうかと、しばらく悩みました。
でも、みんなが意識せず出来てる呼吸の感覚を、次男はずっと知らなかったわけで...
スッキリした呼吸を味あわせたい!スヤスヤ寝かせてあげたい!
と、強く思うようになりまして、手術することに決めたのでした!
手術 入院中の様子
手術をする病院は常勤で先生がいるところを紹介されました。
家から車で1時間離れてましたが、安心にはかえられません。
手術自体は全身麻酔で約1時間。
入院は手術前日から始まり10日間の予定です。
病院側からは子どもなので付き添うようにと話され、
その場合は個室でお願いしたいとのことでした。
付き添いはやはり私が担当することに。
実は私は長男のときと双子のときに
切迫早産で1か月間と3か月間の2回!入院したことがありまして、
夫と義母はその大変さを乗り切った経験があるのです!
夏休みですし、みんな何とか頑張ってくれるだろうと、
家のことはお任せし、10日間の入院生活が始まりました。
入院1日目
個室は快適です。
この日は点滴のルートを取っただけで、静かにすごしました。
手術の日
朝9時からの手術。
看護師さんに連れられ、自分で歩いて手術室へ。
その次男の頑張る小さい背中に、グッときちゃいましたね。
そこから約1時間半後、病室に戻ってきました。
手術の説明で、麻酔が切れるとき大騒ぎすると思いますから、
と話されていて、他の子のときで経験があったので覚悟してたんですが、
次男は普段やんちゃなものだから騒ぎ方がスゴかったです!
体をよじらせてベッドの柵を蹴りながら「痛い!痛い!」と泣き叫ぶ!
そして泣き疲れて寝る。
また泣き叫ぶ…の繰り返し。
途中、痛み止めの座薬などを使いながら、やっと夜静かに。
夕方から水分を口から飲んでもOKと言われてましたが、
痛みが強いようで無理でした。
水分はまだ点滴からということで、追加してもらいました。
「おうちかえりたい。みんなにあいたい。」
次男がボソッと言いました。
いつもは4人でワイワイしているので、
兄弟がいない病院で、さっそくホームシックです。
少し痛みも落ち着いたようなので、自宅に電話をかけました。
小さな声で「ぼく、がんばったよ。」
「えー?!なんて言ったのー?!」
なんてガヤガヤの兄弟の声を聞いた次男。
手術後初めて笑顔になりました。
手術 翌日
出血もなく経過は良好です。
夜もぐっすりで安心しました。
朝ごはんからおかゆも出ましたが無理でした。
相変わらず口からは水分がとれず、元気がありません。
痛くて声を出すのも辛いらしく、
身振り手振りをすることもありました。
夜やっと、甘いヤクルトを少し飲みました。
手術後 2日目
何もしていなければ痛みはなさそうで、元気が出てきました。
点滴をしながらトイレにも行くし、病院内を歩きたがるやんちゃぶり!
部屋ではゲームをしながらニコニコです。
声を出すことも増えてきて気づいたのですが、
以前より声が可愛くなってます!
処置はこの日から退院まで、鼻と口の吸入を午前午後1回ずつ行います。
そもそも次男はおかゆが嫌いだったようで、
夜ごはんから麺にしてもらったら食べるようになりました。
手術後 3日目〜8日目 退院
水分が充分に取れるようになって、点滴が取れました。
身軽になって、さらに元気いっぱい病院を走る次男です!
売店に行っても良いよ、と先生にOKをいただき、
アイスやパンをモリモリ食べておりました。
順調ですね、出血もないし、予定通りで経過してます、
とのことで、手術後1週間で退院となりました。
感想 まとめ
退院時には辛い物や酸っぱい物、
炭酸ジュースやポテトチップスのような硬いものは
控えるようにと言われました。
また激しい運動、学校のプールは
次回受診まで我慢してねと制限されました。
2週間後に外来診察してもらい、
治りが早いね!と先生にほめられまして、
無事にコーラとポテチ解禁となりました!
次男はその後、いびきはさほどかかなくなり、
食べる時も以前のように苦しくなさそうです。
ただ、口をポカンと開けている癖がぬけないてないですよね。
こちらから声掛けして、鼻呼吸を頑張らせているところです!
親の私たちが決めたことですが、
本人が痛くもかゆくもないところに手術をするのは、直前まで悩みました。
大人になっても炎症を繰り返していると、どんどん患部が硬くなってきて、
子供のころより手術後の痛みが増す、と先生がおっしゃっていたのと、
手術はかわいそうだと思うかもしれないけど、いつかやろうと考えているなら、
今でいいんじゃない?と看護師さんも言ってくれまして。
その言葉で悩んでいた気持ちが楽になりました。
私は今、手術をして良かったと思っています!
お子様がスヤスヤ眠れるようになったり、
熱に悩まされることが減ったり、
楽になってくれれば、親としては嬉しいですよね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
このブログを「いいね」「なるほどね」など思っていただけましたら
応援クリックをポチっとしていただけると嬉しいです(^^♪
さらに下のSNSボタンからフォローいただけますととても嬉しいです(^_^)