こんにちは。子どもが4人おります、ONOD家へいへいまーです。
ご訪問いただきありがとうございます。
先日子どもたちが通う小学校で離任式がありました。
今年度子どもたちの担任だった先生も2人が転任。
そして校長先生は定年退職でした。
私はこの校長先生が大好きだったんです。
本当にお疲れ様でしたという想いで、
子どもに小さな花束と手紙を託し、渡してもらいました。
今日は校長先生との思い出、お話します。
Contents
先生との思い出
子どもの頃、「先生」が苦手な存在だった私ですが、
この先生とは自然体でいられました。
出会いは30年以上前
実はこの校長先生(S先生)は、私が小学校3年生の時
半年間だけお世話になった講師でした。
夏休みに転校してきた私と同じく、
S先生も産休の先生の代理で二学期からやってきました。
私の転校先は全校生徒100人あまりの小さな学校でした。
完全にアウェーですし、慣れるのに時間がかかるタイプの私は
不安な気持ちで登校していました。
そんな状況をワクワクしたものに変えてくれたのがS先生。
大学を出たばかりの、背が高くて面白いお兄さんといったイメージ。
(大人になって会ってみたら、それほど背は高くありませんでした(笑))
いつも校庭を走り回って遊んだり、図工で大きなものを作ってみたり、
道徳で寸劇みたいなことをしてみたり、覚えているのは楽しいことばかり!
教室での授業の記憶はあまりないですね(^-^;
子どもの頃の私は、消極的といったわけではなかったのですが、
先生に進んで話しかけることは恥ずかしくて出来ないタイプ、
さらに言えば話しかけられることも特にない普通の子でした。
でもこのS先生にはたくさん声もかけてもらって、
こちらからも緊張せず話しかけられましたし、
私の中では自然でいられた唯一の先生でした。
先生が一生懸命そのような雰囲気にしてくれていたのかもしれません。
3年生より前の学年のことはあまり覚えていませんし、
高学年のときは、ひいきする先生にあたってしまったり、
友達とうまくいかないことがあったり辛いことのほうが多かった気がします。
小学校の楽しい思い出というと一番に思い浮かぶのが、S先生との半年間なのです。
長男の入学式で
自分の子どもが小学校に入学するまで、
S先生がどこに勤めているかなど気にも留めずにいました。
3年前の長男の入学式、新しく校長先生として赴任してきたのがS先生。
久しぶりに見る先生、面影はあるけれど深く皺が刻まれています。
あれから何年も経ったんだなぁとしみじみ思う姿でした。
新1年生を見る優しい眼差しと、面白いことを言い出しそうな笑顔は
やっぱり変わっていませんでした。
思わず入学式が終わってからS先生に話しかけた私。
「S先生、私のこと覚えてますか?○○小学校で半年間お世話になりました。」と。
するとS先生、
「あー!覚えてる!俺が一番最初に受け持ったときだな!」とのこと。
あのときはとても楽しかった~と私が話したら、
先生も、「楽しかったな!あれがきっかけで小学校の先生になる事を決めたんだ」とのことでした。
大学を卒業し、はっきりとなりたいものがなく過ごしていたところ、
産休の先生の代わりということで声を掛けられ、なんとなくで引き受けたこと、
回りの先生方に恵まれて、やっぱり小学校教師をめざそうと思ったことを話してくれました。
私を覚えていてくれていたことだけでも嬉しかったのに、
S先生が小学校の教師を目指すきっかけになっていたことに感激しました。
あのときの生徒に会えた、と感慨深げなS先生に、
長男の入学式そっちのけで私泣きそうになっちゃいました。
「定年まであと3年だ!よろしくな!」と先生。
そして最後の1年は我が家の子どもたち4人全員小学生になり、お世話になったのでした。
子どもたちもアクティブで元気な校長先生が好きでしたね。

さいごに
定年退職するS先生ですが、まだまだ活躍しそうな予感がします。
そんなS先生の離任式に感謝の気持ちを伝えたいと思い、
長女に花束とメッセージを託しました。
「先生と過ごした半年間、ワクワクした思い出ばかりで今も輝いていますよ☆
長い間お疲れさまでした!
これからも子どもたちを優しく見守って下さいね!」
お別れですがまたどこかで会えそうな、
なぜかワクワクしている私なのでした。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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